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岐阜県各務原市(かかみがはらし)に岐阜木材団地があります。
創設して41年が経過しました。
岐阜木材団地では、この41年間にいろいろなことがありましたし、現在進行形でいろいろなことが起きています。
私個人に限ってみれば、今からさかのぼる10年程前のある方との出会いが大きな転換点となりました。
その方とは、岐阜県立森林文化アカデミーの松井勅尚(ときなり)教授です。
まだ岐阜森林文化アカデミーが創立間もない頃だったと思いますが、各務原市の依頼を受けて生涯学習講座を開催するにあたり岐阜木材団地の組合会館を貸してほしいと依頼に来られたのです。
その初対面の印象が衝撃的で、いい意味で今までに会ったことがないという素敵な方でした。
「いつのころからか学校教育の中で木工が無くなってしまった」との言葉はいまだに強烈に心に残っています。
今おこなっている私の木工教室は、松井先生がおこなう講座を目標にしているといってもいいでしょう。
写真は、2014年に松井先生をお招きして「お箸づくり」講座を開催した時のものです。
「のぶちゃん先生の木工教室」として活動を本格化させていた頃です。
現在の活動は「鰹節削り器づくり」を中心におこなっていますが、今の活動の原点は松井先生との出会いであったことを忘れることなく進めていきたいと、改めて心に誓っているのです。