かつお節とねこまんま 1

4月20日(金)の大阪市梅田での鰹節削り器づくりを終え、次は5月20日(日)の富山市での開催となります。

 

少し間があきますので、その間にいままでの活動を振り返っていきたいと思います。

 

連載物にしようと思います。


今後の削り器づくりの資料となればと思っています。

 

写真は2014年6月に撮影したものです。


「のぶちゃん先生の木工教室」が本格始動し始めたころのものです。

 

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最近はおかげさまで出張講座が多くなりました。


東京まで370キロ、大阪まで200キロ、京都まで160キロなどと車で来ましたという時、それはどこからなの、と問われた時、今までは勤務先と活動拠点がある岐阜県各務原市と答えてきました。


しかし、つい最近は岐阜県関市と答えるようになりました。


私は、そこで生まれそこで育ち、一時期を除いてずっとそこに住んでいます。
好き嫌いはともかくも、やはりしっくりくるのは岐阜県関市です。


最近は、名刺や案内資料には私の住所を載せることにしています。

 

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そこで、岐阜県関市の紹介をします。

 

ウィキペディアの助けを借りて紹介します>

関市は、日本の中部地方・東海地方の岐阜県にある市

日本全体の人口重心が存在する

面積 472.33㎢
総人口 約88,000人
人口密度 186人/㎢

市の木  杉
市の花  きく
市の鳥  かわせみ
市の魚  あゆ
市の色  わかくさ色

岐阜県の中央部(中濃地方)に位置し、岐阜市に隣接、名古屋市から約40キロ距離にある。

2005年(平成17年)の合併により美濃市を挟むようにV字型のいびつなかたちの市域になった。その合併により現在日本の人口重心地は関市内(旧武儀町域内)に位置している。

市名は市内にあった濃州関所に由来。

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<以下、関市観光協会の案内より>

関は700有余年の伝統を持つ刃物のまち。

関市に刀鍛冶が誕生したのは鎌倉時代。刀祖「元重」がこの関の地に移り住み、刀鍛冶を始めたといわれています。良質の焼刃土と炉に使う松炭、そして長良川と津保川の良質な水・・・刀鍛冶にとって理想的な風土条件を備えたこの土地にいつしか多くの刀匠が集まりました。室町時代には刀匠が300人を超え、「折れず、曲がらず、よく切れる」といわれた関の刀は、その名を全国に広めていきました。戦国時代には、武将の間で愛用され、無類の切れ味を発揮したといわれています。特に「関伝」を有名にしたのは、「関の孫六」で知られる「二代目兼元」です。兼元(孫六)は、独特の鍛刀法(四方詰め)により頑丈な刀を作ることに成功しました。その後、関市は日本一の名刀の産地として繁栄し、この卓越した伝統技能が現代の刀匠や刃物産業に受け継がれています。そして、今や世界でも有数の刃物の産地として知られています。

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関市でお薦めの観光に「小瀬鵜飼」があります。

どちらかといえば観光化されていない、昔ながらの素朴な(本来?)の鵜飼観光が楽しめます。←これは私個人の思い。

http://www.city.seki.lg.jp/kanko/0000001578.html

 

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原点はここにあり!

過去を振り返るために、ため込んでいる画像を見直しています。

「かかみがはら産業祭」が今の活動の原点であろうと、まず「産業祭」関係の画像をあたってみました。

 

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まさに今の「手づくりする!鰹節削り器」の原点がここに有ったのだと思いました。

 

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すなわち「釘を打つことです」!!!

 

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岐阜県各務原市(かかみがはらし)に岐阜木材団地があります。

各務原市は航空宇宙関連産業と金属加工が盛んな、岐阜県内においては工業出荷額でトップの座を大垣市とあらそっています。
金属の町という感じですから、木材とは縁の無い感じで、市民の方もこの木材団地の存在を知らない方がほとんどです。
それもそのはず、この木材団地にある企業の多く(?)が岐阜市から「追われて?」この各務原市の北のはずれにたどり着いたのです。

岐阜県には木曽川揖斐川長良川があります。
長良川は制度上?木曽川の支流に位置付けられています。
木材の運搬では木曽川が有名ですが、長良川でも木材は細々ではありましょうが上流から流れてきました。それを、「長良川鵜飼」で有名な「長良橋」近辺で陸揚げされました。
そこには、材木を扱う業者が集う材木町がありました(いまでもあります)。
木材の運搬が川から鉄道にかわると、現在のJR岐阜駅の近辺に移動しました。
そして、トラックでの運送が盛んになると岐阜市の南の田んぼや畑の多い所に移動しました。
岐阜市も市街地化が進み住宅が建ち始めると、ホコリや騒音の苦情が出始めました。
そうこうしているうちに、移転の話が持ち上がり41年前に現在のところに移転してきました。

岐阜県の肝いりでスタートした岐阜木材団地は、当初の目的を「木材利用拡大の情報発信基地」にしよということでした。
その目的は頓挫しましたが、かたちを変え「木材団地から出る端材」を有効活用しようという木材団地内の有志の活動に引き継がれました。

この「かかみがはら産業祭」での無料木工体験会は15年ぐらい前からおこなっていますが、当初は企業PRが主で、盛り上がったのは最初の1~2年です。その後は、だんだん尻つぼみになっていきました。
そこで、2007年(平成19年)に岐阜木材団地内の有志8人が集まり「さくらクラフト」という会を立ち上げ、不定期ではありますが木工教室を開催してきました。
その有志のメンバーの目的には仲間同士の親睦ということもあり、年に1~2回の親睦旅行を楽しみにしていました。

しかし、現在この会はメンバーの仕事量や責任の増加と年齢の積み重ねにより、活動参加への余裕が無く、この会は休眠状態です。

今は私だけで孤軍奮闘しています。

 

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というわけで、これ以降は私中心の話が展開されていきます。