「いま」のはじまり
いろいろブログをかじってはやめ、今このブログにたどりつきました。
さて、今の活動の原点は10年程前にさかのぼり、さらに言えば20年程前が本当の原点と言えるでしょうが、それは後々機会があれば紹介したいと思います。
しかし、今の活動の本格的なはじまりと言えば、以下のブログの記事ではないでしょうか。
2012年11月26日の「さくらクラフト」ブログの記事です。
お題は「ミルクスツールづくり」です。
懐かしさのあまり、また、決意新たにするという意味でご紹介いたします。
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「さくらクラフト」主催で11月25日(日)に「ミルクスツール」づくりを行いました。
場所は「さくらクラフト」が拠点としている各務原市須衛町にある岐阜木材流通団地協同組合の組合会館。
参加していただいたのは6名のお母さんとそのお子さんたち。11月10日(土)の「かかみがはら産業祭」での出会いから実現しました。
実はこれは8月26日(日)、ある小学校に募集をかけて行った「ミルクスツール」づくりの第二段ということになります。
8月26日は「岐阜木材青壮年会」との共催で行いました。スタッフのおじさんたちが並んでいます。
さて、11月25日の今回はまずスツールづくりとは関係ない朴(ほお)の木の丸太切りから見学していただきました。
そしてその丸太からつくる「器」の見本も見てもらいました。
というのは同じ会場で「生木の木工教室」が行われいたからなのです。
みなさん興味津々の様子でした。
今回使用した材の座面はキハダという木です。
樹皮の薬用名は黄檗(オウバク)といい胃腸薬などに用いられています。
私はそのことしか頭になかったのですが、お母さんたちから染料に利用したいといわれて
袋いっぱいの樹皮を持ち帰っていただきました。とっていておいて良かった、、、
脚はミズメとサクラ。岐阜木材団地内でその枝を切ったのですが、この状態ではほとんど見分けがつきません。
ミズメはミズメザクラと材木屋の世界では呼ばれていますが、(ミズメは)カバノキ科でバラ科(注:現在はサクラ科として分類されているようです)のサクラとは違います。
ミズメは樹皮をはがすとサルチル酸メチル(サロメチール)の匂いがするのですが、今回は乾燥していたからなのかその匂いを体感していただくことは出来ませんでした。
ちなみにミズメは私が一番好きな木です(「さくらクラフト」ではなく「みずめクラフト」にしなければいけませんね、、、)その白い肌がなんともいえません。
私の不手際などで参加者の方にご迷惑をおかけしたところもあったと思いますが、「生木の木工教室」の加藤先生に救いの手をいただきながら完成にこぎつけました。
(集合写真が2枚ありますが割愛しています)
そして参加者の皆さんに喜んでいただきました。
参加していただきありがとうございました。
これからこうしたことを定期的に開催していきたいなと思っています。
これからもよろしくお願いします。
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