組合会館への抜け道?
広葉樹木材市は毎月12日頃の木曜日に開催されます。
今月はまさに12日(木)にあります。
その為、今日の祝日は出勤です。
成人の日に休めた記憶がありません。
会社の土場が手狭になったので、真向かいの会社の空いたところをお借りして、木材を陳列しています。
以前、その整地をする時、荒れた組合所有の雑木林を一応きれいにしました。
今日はここで「いいもの」を見つけました。
それを、休憩時間に組合会館に持って行こう思いました。
葉っぱも落ち、雑草もないので、歩きやすいですから、久しぶりに「林道」を歩いてみたくなりました。
林道から会社を眺めてみました。
対照的な世界が側溝を境に広がっています。
どちらが良いのでしょうか。
この林道は地元の人が、ず~と向こうにあったという幻の「美味しい栗」を拾いに行くために切り開いたとか。
今はタケノコを目当てにこの林道を利用しているようです。
林道から上は地元の人の所有なので、入ってみたいのですが、見るだけです。
所有者は細切れに分割されているようです。
正確には、林道から1メータぐらい下に境界があり、そこから上が地元の人の所有地です。
この境界に沿って桜の木が植えられており、何とか通ることが出来る道があります。
「けもの道」というのでしょうか。
いやいや桜街道を整備しましょう。
写真は組合会館からの帰り道に撮ったので、この写真は組合方向から撮ったものです。
見通しが明るいです。
この木材団地が出来て40年になるので、わけのわからない構築物があります。
当然何らかの目的があったとは思いますが。
ここで地元の人はたき火をしていました。
「山神」に年頭のご挨拶をするためです。
ここを境にさらに奥に進んでいくと(東方向)、だんだん荒れてきます。
竹が浸食してきています。
竹を何とかしたいものです。
少なくとも組合の所有地は。
以前、岐阜県立森林文化アカデミーの生徒さんにきれいにしていただいたのに、また荒れてきています。
組合会館裏のこの一角は、一応各務原市の文化財保存地区に指定されています。
ですので、木材団地造成前の姿をとどめています。
文化財とは「須惠器のかまど」跡です。
だんだん組合会館に近づいてきました。
組合会館からの登り口です。
組合会館にたどりついて、何をしたかったのでしょうか。
どちらが本物かわかりますよね。
正解は向かって右側です。
本物の山桜です。
右側は桜の樹皮を貼り付けた、いわゆる貼りものです。
本物はやはり良いねというお話でした。