長良杉の鰹節削り器づくり in 岐阜県多治見市
さすが多治見市です!
とても「あつい」一日でした!!!
4月2日(日)岐阜県多治見市小泉町の小泉公民館多目的実習室で「かつお節削り器を作っておだしを味わおう!」講座が開催されました。
とても良い会場で木工教室開催には最適のところでした。
アクセスも非常に良く、私の自宅からすぐ近くの国道248号線バイパスにのれば一直線で多治見市に入り、あとは交差点の標識にしたがうだけで難なく到着することができました。実は詰めが甘く会場の手前で迷子になってしまいました。でも次回からは完璧に行くことができます(また呼んでくださいネ)。
この実習室の前に駐車場があり、そこに車を停めれば荷物の搬入がスムーズにおこなえました。
材料は念のため24台分用意しました。
それでも思ったほどの荷物量にはなりませんでした。
「かつお君テーブル」を持参しました。組み立て式ですから会場で脚を差し込んで講師用テーブルとしました。これはそれなりに重宝しましたが、みなさんが作業をしているとき私がバタバタと動き回っていたら脚をひっかけ、テーブルの脚が外れて天板がバターンと崩れ落ち、みなさんをビックリさせてしまいました。やはり脚は固定しておかなければいけませんでした。
どうもこの講師用テーブルは必要無いように思います。次回からは持参しないことにします。
講座の開始は午後1時からです。私は1時間前に到着しました。
今回の講座を企画してくださり、またお出汁のことを担当してくださる「だしソムリエ一級認定講師」の日比野朱美さんもすでに到着されており、会場設営に協力していただきました。
12時30分ごろから参加者の方が続々集まってきます。
参加者は19名(出来上がりは最終的に20台)でした。親子での参加は1組だけで、あとは男女入り混じった大人の方たちでした。皆さんのやる気がひしひしと感じてきます。
この人数ですから準備は怠りなくしてきたつもりですが、鰹節削り器づくりで一度にこれほどの参加者を相手にしたことはありません。皆さんが着席しいよいよはじまる時の眼差しに緊張が走ります。
日比野さんからの開会のあいさつのあと、最初に鰹節とお出汁について日比野さんからお話しいただきました。
次男坊カツオ解体君の出番です。
私は柄にもなくホワイトボードを利用させていただきました。癖になりそうです。
19名の参加者のうち男性が7名でした。この男女比はすごいです。今回は男性の参加が多く嬉しかったです。
今回は前回の岡崎市での反省を踏まえて、女性のペースに合わせて一つ一つの作業をゆっくり確実に行うようつとめました。
それでもいつもの癖が出て先走りや言い忘れもありました。
うまく伝わらなかったところもありました。
予想以上に引き出しの出し入れに難儀する方もありました。
しかし、私の修正作業と参加者の方が自ら行った修正作業で、最終的にはみなさん無事に完成することができました。
そのことが私自身とても嬉しかったです。
今回参加者が多かったので「取っ手」はあらかじめこちらが用意したものを使っていただきました。時間の制約もあるので、今後もこのやり方でいいのではないかと思います。
さて、本体と引き出しのボンド付け、取っ手の取り付けが終わったので、いよいよメインイベントの釘打ち作業です。
いや~凄まじかったです!
19人が一斉に釘を打つとどうなるか!打っている本人は楽しいかもしれないけれど、はたで聞く身には辛いものもありました(笑)
釘打ちはほぼ完璧でしたが、一番簡単だと思っていた13ミリの長さの釘打ちにトラブルが何台かありました。おかしいなと思っていたのですが、いまブログを書いていて思いあたりました。(自分用:下穴が貫通していなかったから)
講師の日比野さんと小泉公民館の柴田さんには、いろいろお手伝いいただきました。
また、参加者へのアドバイスやお手伝いもいただきました。
とても助かりました。ありがとうございました。
また同じテーブルの参加者同士協力して作業を進めていただきました。
これもとても嬉しいことです。
こうしたことはとても大切なことだと思います。
そして最後に鰹節と利尻昆布出汁のお吸い物を用意していただき、参加者の方に味わっていただきました。
そして参加者が試し削りで削った鰹節は「ねこまんま」で味わっていただきました。
とても美味しかったですよね♪
今回参加してくださったみなさん、そして、いろいろお世話をおかけした日比野さん、柴田さん、本当にありがとうございました。
とても良い一日でした。
これからもよろしくお願いします。
そして、今後も「手づくりする!長良杉の鰹節削り器」出張講座開催します!
お気軽にお声掛けください!
よろしくお願いします(^^)